============= ▼ルーツを辿る▼ =============
1999年2月、大阪府大東市に長男として生まれる。
三年後に妹が誕生し、二人兄妹として育つ。
幼少期から遊びだけでなく勉強も好み、特に算数の問題集に自ら取り組んでいたという。
公立小学校に入学。友達と公園で遊んだり、家でカードゲームやテレビゲームを楽しむ穏やかな日々を送った。
目立つのが苦手で、生徒会や学級委員には関わらなかったが、放送委員として運動会で話す場面では極度の緊張を経験。英会話、公文、そろばん、器械体操、書道など多様な習い事にも積極的に取り組んだ。
公立中学校に進学。目立つことを避け、行事にもあっさりと参加。中学三年生から塾に通い、高校受験に備える。
また、バスケットボール部に入部し、初心者ながらも練習に励む。
中学二年生で漫画に夢中になり、SNSで同好の士と繋がる新たな世界が広がることに。
思春期の中で、父親に連れて行かれた自然の中で重要な気づきを得た。
住んでいる街の川の汚染やかすんだ空気を目の当たりにし、環境問題に強い危機感と課題意識を抱くようになる。この経験が彼の心情に大きな変化をもたらした。
高校受験の末、近畿大学附属校に進学。
受験勉強の苦労を避けるため、大学までエスカレーター式に進学できる学校を選んだが、予期せぬ選択ミスで特進コースに配属されることとなった。このクラスは勉強に特化した厳しい環境だったという。
続く失恋を経験。初恋の相手とは新しい環境で予定が合わず、頻繁なメッセージが重荷となり破局。
次に好意を寄せたクラスメイトの女の子は、積極的な男友達に奪われる。これにより積極性の重要さを痛感。
三度目の恋愛も失恋。この経験から、思い込みで判断せず、直接相手に気持ちを伝える大切さを学ぶ。
恋愛で多くの学びを得つつ、勉学にも励み続け、偏差値の向上が成功体験となり自信を深めた。
中学で触れた平和や環境問題への意識に加え、地理の授業から得た知識で理解が深まり、地球規模の問題が自分にとっても重要であることをより強く自覚するようになった。
高校三年生の時、帰宅途中に車に轢かれた猫を見て衝撃を受ける。誰も助けなかったことに怒りと悲しみを感じ、動物の交通事故や殺処分の現実を調べ始める。その過程で不条理な状況に直面し、自分もその一因であると痛感。
これを契機にヴィーガンというライフスタイルを選択することを決意する。
神戸大学に進学。教師になる夢と環境問題を学ぶ目標を両立できる学部を選択。
入学後、世界中の若者のリーダーシップを育む非営利組織AIESECに参加。参加の決め手としては、新歓で高校時代に芽生えた平和への志を共有する仲間と出会い、感動したからであった。
AIESECに加え、ヴィーガン関連のコミュニティにも積極的に参加。
「ぶさべじ」という、農家が廃棄する不揃い野菜を都会で販売し、みんなで楽しむ取り組みに参加。この活動は、楽しい空間と美味しい料理を通じて廃棄問題を伝える方法に感銘を受けた。
大学の食堂にヴィーガンメニューを導入し、知り合いのヴィーガンカフェで店長を務めるなどの経験も積む。
また、学生起業してNPO法人を設立するなど、多岐にわたる活動を展開。その幅広い取り組みを通じて、ヴィーガン文化の普及と社会貢献に努めた。
大学時代にしてきた活動をさらに事業として拡大していくべく、起業に至る。